カテゴリ:[ ビジネスと社会/経済 ]
アーチに接触するところはなかったようですね。
現況輪石の高さが
33cmから40cm程度とばらつきがある。
基礎石は60cmから50cm程度となっている。
新材の加工について、
幅は段ごとの現況に合わせればよいが、不可視部の高さを
統一(寸法未確定)したほうがよいのか、まばらがよいのかわかりません。
現場としては、ある程度高さを揃えたほうがよいかと思っています。
施工の流れとしては、
石材店には原石(6t程度)のみあり
ある程度の大きさに切断後(4cm程度余裕をもって)、
現場搬入したいと思っています。
搬入後、手作業により加工・仕上げ
の流れになります。
石材加工の寸法(高さ)はどうしたほうがよいですか?
※別図参照
早めに具体的な契約内容をメールで報告願います。
ならば・・・誰かさんの世話にならんでもいいね?
電柱移設状況。
今日中に完了予定。
石材確保の目処がつきました。
来週より加工に入る予定。
お疲れ様です。先ほど山形に向け出発しました。
6/22(月) 9時に到着予定です。
荷受けよろしくお願い致します。
崩土処理、脱枠、目塗り、完了。
直近予定
18日 天端コンクリート打設。石材加工開始。
19日 残りのブロック積床掘。(この日迄、電柱移設完了予定)
20日 ブロック基礎、調整コンクリート打設。
22日 ブロック積、不可視部立会。
23日 ブロック積。
24日 じゃかご工。
25日 じゃかご工、水替え一部撤去、埋戻し。
26日 埋戻し、架台基礎打設。
27日 支保工設置。
ぎりぎりの工程なので、天候・不測の事態等により遅れる可能性は有る。
昨日の現場状況。
小口止めコンクリート打設完了。
引き続きブロック積を施工。
設計による使用石材の圧縮強度18Nについて、協議が必要です。
先日の「着工時監理」の結果の報告書、兼、最終報告書の下書き
ですが、現状に合致しない、または都合が悪い^^;とかいう記述が
あれば、指摘してください。
支保工は、下流側から木製のレール上をスライドして設置する
施工計画となっている。
木製のレールをアーチの上流端から60cm以上伸ばしておき、
足場および水道管を支保する支柱の基礎とすることを推奨する
(アーチ復元の支障となる場合は、別途提案を行う)。
景観上、復元完了後には、H鋼は水道管の下部に位置し支保した
ほうが美観を損なわない。フランジを上下に配置し雨水による
錆の発生を避けるべき。また、現在の被覆管は鮮やかなブルー
(水道管であることを示す識別基準があるのか不明)であるが、
石造文化財に密着する設備としては好ましくない。輪石・壁石の
色に酷似した色に着色して擬態化させるか、黒色系に着色し、落ち
ついたコントラストを見せて修景することが望まれる。
以上については設計範囲ではなく、実施主体がどこか、実施責任
がどのように及ぶか、を確認する必要がある。
現況のアーチは真円ではなく、変形している。
洪水(流木)による浮き上げか、起終点側からの土圧によるものか
判別しがたいが、やや押し上げられたような変形で、アーチ内部
にも5cm程度の輪石のズレが見られる。
変形して中央が上方に変位した分、両側の基礎壁が河川中央に
寄ってきた可能性があるが、その程度は、アーチを矯正して
みなければ分からない。
少なくとも1m間隔で断面形状を測定し、平均断面により
アーチの半径を暫定し、支保工を設計することが推奨される。
径間を広く設計すると、「上げ越し(注3)」用のジャッキの
伸縮範囲次第では現状のアーチに接して支保工の組み立てが
できない可能性がある。
想定されるアーチ半径より狭く設計して「上げ越し」を行い、
アーチを木製のクサビで矯正できるように、支保工上部構造を
工夫することが要求される。
矯正の結果、すべての輪石の隙間をなくした状態を正しい
アーチとして、半径を測定(算出)し、決定しなければ
ならない。
決定された正しい半径に基づいて支保工の上部を加工し、
復元に備える。
左岸上流の壁石は右岸に比べて粗雑な積み方をしてあり、
モルタルで補修してある。
過去に積み直された痕跡であり、その上に高欄が位置する
ため、創建時の位置とは違う可能性が極めて高い。
上流側の高欄は、壁石の天端に並べた耳石の上に設置され
ているが、左岸は上流側に、右岸は下流側に平面位置が
移動している。
道路線形に合わせて斜めに設置し直したと考えられるが、
輪石の列方向に直角であった方が強度のばらつきが無い。
従って、復元する場合は、現状の位置ではなく、アーチ
上流端の壁石・耳石に平行な位置に矯正した方が良いと
考えられる。しかし完全にシンメトリーな平面形を守ると、
現状の道路線形からは往復共に左に曲がり抜ける箇所で、
車両通行の円滑さを阻害する可能性がある。従って高欄の
平面位置は、上流側は起点側へ、下流側は終点側へ移動
したほうが良いと考えられる。
現存する礎石の変位により正確な復元が不可能となるため、
上下流端の礎石に接する護岸石材は重要な働きをしている。
既存の護岸石垣を取り壊し、新規に一般の河川構造物としての
護岸工を行うと、礎石の沈下変位を起こす。上流左右岸及び
下流左岸の取付護岸自体は、洪水による変形を起こしていない
ため、特別な理由が無い限り現状を維持すべきである。
残存する石材について、割れ・剥離・ヒビ等の損傷が見られる。
洗掘・凍結融解・経年疲労・地震等の原因が考えられるが、損傷が
ある部分は新材と取替えるかまたは修繕を行い、石材自体の断面積を
確保する必要がある。
割れ・剥離・ヒビが大きい部分は、原則として石材を鉛直方向に
切断して新材と取り替える。切断される石材の残存部の長さが規定(注2)
以下となる場合は、石材全体を新材と取り替えることとする。
(注2)損傷の程度・処理の判断については、別添規定「判別フロー」による。
(注1) 景付け(ひかりつけ)=建築用語で本来は「光つけ」と表記するが、石工事用語としては存在せず、混同しないために「景(ひかり)」を当てた。木造建築の伝統工法の一つで、基礎石の表面の凹凸に合わせて柱の下端を削り柱のズレや回転を防ぐ。
> 下流右岸側の礎石流出状況。
アーチ破損先端の真下で静止しないでください!
新規にアーチを組む場合は、輪石の隣り合う面を削りながら調整ができるが、
復元の場合、既存の輪石を削ることができない。全体が隙間なく完成された
アーチの一部を削れば、周辺にズレが伝播し、不規則な隙間や偏圧が発生し、
構造全体の強度を落とすことになる。
特に基礎となる礎石の天端は、理論上、誤差があってはならない。
少しでも狂いがあると、組み上げの最終工程であるアーチ最頂部(要石)に
不規則な隙間が発生し、アーチは完成しないからである。
礎石を解体して据え直す場合、解体前の状態に正確に復元することは、不可能
に近い。礎石の列の上に載る石材の下面(底面)の凹凸がズレないように礎石を
正確に整列させる必要がある。
しかし、新築ではなく復元の場合、誤差の修正ができない。隣り合う礎石には
僅かに隙間がある。左右のズレもある。事前に三次元座標で記録しても、1㎜
違わず復元することは神業に近い。それ以前に礎石の下端、基礎地盤の高さが
一様では無く、1㎜の誤差もなく据え付けることは不可能である。
礎石を新材で取り替えた場合も、ほぼ同様である。礎石の列の上に載る石材の
下面(底面)の凹凸のとおりに、礎石の天端に「景り付け(ひかりつけ)」加工を
行う必要があるが、誤差は避けられないので、これも至難の業である。
しかし、本件では破損した礎石(上部に既存の石材が有る場合)を取り替えざる
を得ない箇所が存在する。精緻な「景り付け」により、可能な限り(匠の判断による)
の接合面の仕上げに頼る以外に手段は無い。
右岸下流以外は、既存の護岸工と河床の砂礫に囲まれて礎石は安定しており、既存の
アーチの一部として最も理想的な状態にある。従って前述のとおり、正確な復元を
可能にするため、礎石の解体は特別な理由がない限り、実施してはならない。
カメラ白内障気味
今日より木製支保工の製作に入りました。
全部了解です。
水際まで上がるまで順調に進むことを祈ります。
1.仮設車庫
チェーンアンカは設置してますので大丈夫です。
2.水替工
三瓶さんと打ち合わせた結果、通常時はコルゲート管φ600(三浦さんより貸与する)を1列40m設置する。
床掘から取り上げ寸法の立会まで45KVクラス発電機を据え付け、床掘面への漏水はポンプ排出する(2~4インチ予定)。
増水時に備え、リース会社に8インチポンプ・ホースをおさえておく(費用はかからない)。
発電機について
発電機の25KVクラス、45KVクラスともにリース代はさほど変わらない。
時間当たり消費燃料も、負荷を考慮するとさほど変わらない。
25KVクラスでは8インチポンプは回せない(リース屋が貸さない)
その他
護岸の床掘は、周辺家屋に影響(亀裂等)する可能性がある。
床掘完了後は早期に護岸を完成させることが原則である。
排水を中断した場合、背面土砂が吸水し崩壊する可能性もある。
以上の理由により、上記方法で水替えをしようと思っています。
3.仮組工
5日の視察時によろしくお願いします。
4.フロー図
再度描画しなおします。(エクセル等)
高欄を解体する時点では、支保工は設置され、現状のアーチに
接する位置までジャッキアップしておく必要があります。
> 立会状況
河床流転による衝撃か経年疲労かで、圧縮強度の低下は考えられます。
新材は、上記の原因が無いので、14N以上の強度は有ると思います
NET価格の詰めを急いで、圧縮試験を早めにしなければいけません。
設計18Nの変更についても5日に中村さんと理由書を書きます。
> 5.22日
正面(入口)の右側のチェーンアンカーが見えませんが、大丈夫でしょうか?
> 電柱からの動力引き込みは、申請から通電まで3週間ほどかかるとのこと。
45Kクラスの発電機リースがベターだという、こちらの結論です。
> 仮組工をどこでやるのか、現地なのか、仮設ヤードなのか、
> 仮設ヤードでは、基礎石または礎石の復元が困難であるため
> 仮組を行っても成果が対して得られない。
> 場合によっては石材が小さくなり交換する等の手戻りがある可能性が。
> 歩掛の問題もあるため、検討が必要。
5日に中村さんと、現地で仮組をする理由書を書きます。
> 判定フロー図
> 本田和幸の案。
よく見えないので、撮影し直して、画素を落とさずにメールで送ってください。
> 設計では、ポリエチレン管とポンプ併用の水替えである。
> (増水時には処理できないと思われる)
> 河川幅が狭く作業スペースの確保が困難なため、ポンプ2台での水替えを考えている。
5日に中村氏と現地を見て、理由書を作成しましょうか。
> 大雨が予測されるときには、さらに追加する予定。
大雨の場合、ポンプを引き上げて、水没させるしかないと思います。
土砂で埋まって掘削手戻りになりますが、しかたないと思います。
(それまでの出来形写真は克明に撮影しておいて下さい。)
通常は夜間に電源を切り、ブロック積みは水没させた方が良いと思われます。
早朝30分で水はあがると思います。
> 他に良い知恵があればよろしくお願いします。
上記が答えですが、5日では間に合わんのかな?
仮組工をどこでやるのか、現地なのか、仮設ヤードなのか、
仮設ヤードでは、基礎石または礎石の復元が困難であるため
仮組を行っても成果が対して得られない。
場合によっては石材が小さくなり交換する等の手戻りがある可能性が。
歩掛の問題もあるため、検討が必要。
電柱からの動力引き込みは、申請から通電まで3週間ほどかかるとのこと。
設計では、ポリエチレン管とポンプ併用の水替えである。
(増水時には処理できないと思われる)
河川幅が狭く作業スペースの確保が困難なため、ポンプ2台での水替えを考えている。
(通常時は1台)
サイズ 8インチと6インチ
または
サイズ 8インチと8インチ
のどちらか。
大雨が予測されるときには、さらに追加する予定。
発注者に考えを説明した結果、施工承諾により可能であるとの返答。
電柱からの動力引き込み(騒音対策)は、設計金額を大きくオーバーしたため実現不可である。
現在、発電機使用の場合で見積もり中である。
常時排水のため、近隣への騒音が心配されるが、遮音シート等により
囲いを設けて対処する以外に方法はないと考えている。
他に良い知恵があればよろしくお願いします。
その周辺に同等な強度の石材がなければ、使用するしかありません。
できるだけ外観の似た高畠石・中山石であると思われる石材であれば、
そこまでの強度は無いと思われます。採石場のボリュームからしても、
周辺に残存する石材の質からしてもほぼ同じ材質なので、購入材も
同等だと思われます。試験の結果で再考しましょう。
アーチの全体または一部に偏圧が作用した場合、隣り合って力を分散する
輪石は柔らかいほうが割れを起こして力を放散します。が、割れた輪石の
その隣の輪石(既存の柔らかい石側)に影響することはほとんどありません。
硬い輪石の隣の柔らかい輪石のみが、ひびが入るか薄く剥離するかの損傷
を起こすと思われます。ひびの場合は極端な強度の低下にはなりませんが、
剥離した場合は断面が不足するので徐々にその後の偏圧に最も弱い輪石と
して劣化が加速します。しかし、硬い輪石と柔らかい輪石の接合面がまん
べんなく接していれば、数十~百年先に起こる現象です。まんべんなく接
していないと近い将来に起きる可能性があります。購入材と既存材の接合
面の仕上げは丁寧にして下さい。
>「購入する石材(高畠石)の強度を揃えるために実施したい。」のほうが良いかも。
> 新材の圧縮強度が高すぎる場合、隣接する既存の柔らかい石が割れやすくなるから。
既存の石材が15~17N/mm2であったと仮定し、購入材が21~25あった場合の取り扱いは
どうすればいいですか?新材の圧縮強度が高すぎる場合 の許容範囲
最終的に提出する工事経過報告書にまとめますので、MEMOでもなんでも書き留めておいて下さい。
(凡例: P2=Page2(2ページ))
P1T1
「試験体」でも良いかもしれませんが、「供試体」では?
(現在は呼び名が変わったのなら、そのままで良いです。)
P1T7
「購入する石材(高畠石)の規格に反映させるために実施したい。」は、
「購入する石材(高畠石)の強度を揃えるために実施したい。」のほうが良いかも。
新材の圧縮強度が高すぎる場合、隣接する既存の柔らかい石が割れやすくなるから。
P1T8
「供試体採取対象石材の選定」と、主語を省略しないほうが良い。
P1T9
「現地に残存する石材は、すべて復元に使用するため対象としない。流失石材の中から強度が保たれて
いると思われるものを、実務経験者の判断(目視・打撃試験等による)により選定した。」のほうが良い。
P1T11
この報告書の意図からすると、「使用できない・・・」の3行は、不要ではないか。
(再使用判断基準のフローで、高欄材についても規定する。)
P1B2
高覧→高欄
P2なかほど
損傷が顕著である。という説明は不要ではないか。赤線も。
P2B2
「以上、前述の理由により、写真の石材を供試体採取対象石材として圧縮強度試験を実施したく、ご承認願います。」 か。
>高畠石(中川石)?の圧縮強度はコンサルタントの報告書では15N/mm2程度だった。
14N/mm2という石があったので、特記仕様の原案には14N~17N/mm2と書いていましたが、
本番では18になっていました。
これも、識者経験者の意見で変更する項目になりますね。
>特記に記載の、購入石材の圧縮強度指定(18N/mm2以上)が妥当であるかを
>確認する必要がある。(特記記載の正確な文面は18N/m2となっているため確認が必要)
妥当ではないと思います。圧縮強度試験の結果は14程度でしかないと思います。
既存のものを使わなければ文化財の意味がなくなりますので、矛盾をどうやって埋めるかは、
密に打合せをしてきた鷲尾さんの意見を聞かなければ決まらないと思います。
>既存石材(高畠石?中川石)?の圧縮強度、購入予定の高畠石の圧縮強度を比較し
>規格を満たす石材であるかの確認(品質管理)を行う必要がある。
>場合によっては、圧縮強度指定が変わる可能性がある。
特記仕様書の数値は、一般的な土木構造物に対する基準であり、既存の文化財に
適用できるものではないことの相互理解が必要ですが、至難の業みたいです。
鷲尾さんは、すべてをご存じなので、「壁」が出てきたら鷲尾さんに相談しなければ
決まらない課題が多いと思います。
>よって、21日に立会のもと既存石材のコア抜きを実施予定。
12~16N くらいしか出ない可能性は大です。第二の壁。
第一の壁は、礎石を触らない、という変更。前途多難。
> 設計アーチ半径は1.5m。今回測量した結果でのアーチ半径は1.43m。
図面(12葉4)・(12葉5)の「壁石復旧工詳細図」は現況横断図上に
設計計画が描いてある。現況は設計より狭いことが明らかである。
1m毎の横断図より、最適アーチ半径を推定しなければならない。
> 設計に合わせると、要石を大きい石材に交換する必要がある。
災害復旧工事であるが、被災寸前の形状ではなく、創建当時の形状に
復元することが文化財としての基本。流失・破損した石材以外の石材の
交換はしてはならないのが原則。
アーチ半径の設定を間違えると、輪石全体に不規則に隙間ができて
噛み合わず、アーチ強度が保証できなくなる。最も重要な管理
数値である。
> 復元が原則であるため「アーチ半径は1.43m」を基準とし
> 施工したほうがより現況に近い(復元に近い)と思う。
> 管理規格値 ±を設けることも必要だろう。
石造アーチの復元では、スパンが5mm違えば輪石のどこかに5mmの
隙間ができてしまうが、凹凸の大きな石材であるため、1~2cmの誤差
が発生しても当然だと言える。しかし、石橋石工としての経験とノウハウ、
直感力により精度を高めることができる重要な瞬間でもある。(匠の技^^;)
仮組は誤差を修正するために行うが、一回の仮組で完成する可能性が
無いとは言えないため、納得のいくまで充分な検討をする必要がある。
こちらでも図面を分析して、1.43mの妥当性を確認する。
アーチ半径・径間(スパン)の決定は、本工事の最重点課題である。
> 現況と設計の高欄位置が変わっている。
河川中心線(石橋のセンター)を決定して、その中央に直行する線を
道路中心線として設計してある。
すべてを直角で描ける平面型で、延長8.0m復員6.6mのシンメトリー
構造は、創建当時の設計思想に近い平面形だと考えられる。
150年の間に、被災や破損・修繕など、ねじれや変形・変位の可能性が
有り、変形した現状の復元が文化財の価値を守ることには繋がらない。
> 復元と設計での考えに限界がありそうだ。
> 施工はどちらでいくのか協議してみる必要があると思う。
> その他、道路幅員・高欄延長等の寸法を確保できるのかも
> チェックする必要がある。
前述のとおり、実測値から割り出した数値を設計にしなければ
アーチの復元はできない。
> 施工
> 現況のアーチが真円でない、凸凹が多々あるため
> 矯正後、要石がすべてうまく収まるか心配。
一回目では収まらないことが前提。測量値その他の資料をもとに
可能な限りの収束値によって、実施設計値を決定することで、
より正解に近い誤差に縮める努力が必要。一回目の誤差が大き
過ぎると、仮組の回数が増えることになる。
> 割れがある輪石を使用できるかの判断をだれがするのか?
> また、判定基準の確立が必要でないか?フロー図等
特記仕様書第13~14条に基づき、判定フローをこちらで作る。