チームがまとまる人間関係づくりの能力が養われる。

木戸 恭平

  • 2級土木施工管理技士(技術者)
  • 2010年入社
木戸 恭平

入社5年目で、土木施工管理技士を取得、管理に携わる。

縁あって入社したものの、正直、もともとあまり土木や建築には興味はありませんでした。入社前は、土木や建築といった言葉のイメージから「体を動かしとけばいいかな」くらいの気持ちでしたね。運動部に入っていたこともあり、体には自信があったので、どうにかなるかと(笑)。

実際入社すると、たしかに「体を動かしとけばいい」といったこともありました。ただ、入社5年目に会社の勧めもあって土木施工管理技士の資格取得に挑戦することに。測量などの知識を増やし、無事合格。そこから下請けの会社も含めて管理等も行うようになりました。

自然相手で思うようにならない土木の仕事。現場で知恵を絞る毎日。

資格取得後に担当したのは、今やっているような道路整備のほか、圃場整備(農地の整備)など。中には石橋の修復など珍しい仕事も行いました。いずれの仕事でも必要なのは現場での対応力です。現場ですべて設計図通りにうまくいくことなんてありません。特に土木は自然相手ですから、思いもよらないところから湧き水が出てきたり、巨大な石が出てきたり…。現場で知恵をしぼってトラブルを解消する毎日です。

このように土木や建築の仕事は、現場現場で状況がまったく異なります。そのため、座って勉強するというよりは実地で学ぶことが多いですね。自分は「やりながら覚える」タイプなので、新たな作業などは積極的に関わることで身につけていったように思います。

チームがまとまる環境づくり、人間関係づくりの能力が養われる。

この仕事をしていて、コミュニケーション能力が付いたと思います。というのも、現場ごとにスタッフが入れ替えられ、チームとしての人間関係づくりが必要だから。年代もさまざま、性格もさまざまな人の中で、言い方ひとつでチームがまとまるかどうかが決まります。

2級土木施工管理技士を取得した当初は、下請けを含めて自分より若い人がおらず、「年下が指示を出す」といった状況になることも。言い方などだいぶ気を遣い、苦労もしました。今は年下のスタッフも増えましたが、逆に年下に向けたフォローなどにも気を付けています。チーム全体で気持ちよく仕事ができる環境づくり、人間関係づくりの能力が養われていると感じます。

きついことも多いものの、工事完了時には達成感がある。

私たちの仕事は本当に大変です。そこは分かって入社してほしいと思います。大変だし、きついことも多くあります。土木の現場では工事完了まで数ヶ月ということもザラですから、現場での作業が終わると「ようやっと解放された」と思います。しかし結局はこの気持ちがやりがいなのかもしれません(笑)。

今年は30歳という区切りの歳で、1級土木施工管理技士の取得ができるタイミングです。資格を取得し、次の段階となる現場監督で、また新たな人間関係づくりを行い、幅広い仕事に取り組んでいきたいですね。

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