なぜ修理工事をするのか?

人類の財産として、かけがえのない通潤橋を守るためです

通潤橋の上を通る三本の通水石管と、取入口や吹上口の隙間から水が漏れて、ご覧の通り、冬になると大きな氷柱(つらら)が、できるのです。
この氷柱は、橋を支えているアーチの石に大きなダメージを与えます。アーチ がボロボロに風化して、通潤橋自体が崩れ落ちてしまうのです。


理由はそれだけではありません。

これまで謎とされてきた事柄があまりにも 多く、より有効な維持管理をしていく為に通潤橋の根本的な調査が必要になりました。
過去の文献の中には、同じ事柄について違う表現をしてあるものもあり、また建造当初の工法やプロセスに、ロマンを加えて物語風にアレンジ されたものが通説になり、維持管理に間違った概念を持つ恐れもありました。

素晴らしい人類の財産を守るため、細心の注意を払って調査修理を行います。